2011年8月26日金曜日

幼児教育の是非

何故か今週号のサイエンスは幼児教育、早期教育に関する特集が組まれている。
教育がこんなに注目されるのも珍しい・・・。
最近、僕の所属している研究室でも、幼児というか、
小児の発達研究というのが盛んに行われています。

なぜなのか!?それは、今まで倫理的に出来なかったから、ということ。
つまり、どんな影響が出るのかよくわからないまま、色んな介入実験はできないんです。
そこで、大人や老人で試されて問題のないような実験を小児で行う、
というのが、最近の研究スタイルらしい。

さて、せっかく幼児教育ネタということなので、忘備録も兼ねて、
それらを毎日一つずつ、ここに要約しつつ、僕の意見も述べて行きたいと思う。
小さいお子さんを持つお母さんも興味津津じゃないかと、個人的には期待してます。

トピックとしては、こんな感じ。
・教育を受ける権利
・過去の実績が早期介入拡大の努力を助長
・子供に他の子供より一歩先んじさせることは可能、だが簡単ではない
・早期教育への情熱
・4から12歳の小児において実行機能の発達を促進する介入
・教師の言語学習と未就学児の学業成績
・数学の乳児教育
・子どもの科学的思考を育む教育的介入を考える
・早期教育の有効性
・科学から政策へ:幼児教育の場合
・単純に心を刺激するだけではなく、脳を保護する
・生涯教育の基礎構築

こんなにたくさんあるとは・・・
どのネタが面白そうなのがあれば、それから優先的に扱ってみようと思いますが、
どれも面白そうなネタなので、これまた困ったもんだなぁと思う。

ただ、ひとつお伝えしておきたいのは、これはアメリカでの幼児教育に関する話であるということ。
政府の教育政策の違いや、もちろん文化的な違いも含まれて、
書かれている文章ということをお忘れないように。

もし、「これを読んでみたい!」とか、「これを知りたい!」という
リクエストはガンガン受け付けます。
お気軽にコメントしてください。よろしくお願いしま~す。

(調べた英単語)
literacy skills=読み書き能力

2011年8月25日木曜日

小川家の祖先

先日、お盆に実家へ帰った時に、英治おっちゃんという、私の祖父の義理の弟の家に挨拶をしにいった。
このおっちゃん、もう84歳くらいになるんだが、おっちゃんにまつわるいろんな話を教えてくれた。
このおっちゃんのお父さんと、うちの万作じいちゃんのお母さんが確か兄弟で、英治おっちゃんと万作じいちゃんはいとこ同士の関係になるらしい。
今の荒切川の目の前にある小川家(実家)は、万作じいちゃんの本当の家ではなく、もともと西の浜に近いところに生家がある。万作じいちゃんも英治おっちゃんもそこで兄弟のように育てられた。ちなみに、そこの家のおばあちゃん(万作じいちゃんの実母)がマンばあさんという人で、自分が苦しくても人に尽くしなさい、という心の広いばあさんだったらしい。
しかし、万作じいちゃんは三男で、親戚にあたる川の近くの小川家に養子として出されることになる。この時、じつは小川修とかいう名前の万作じいちゃんの兄が先に養子にくるのだが、戦死してしまったので、万作じいちゃんが代わりに来ることとなった。その家(今の実家)は、もともとじいさんが大工をしていたらしく、木材の運搬などで川の目の前のほうが都合がよかったこともあって、川沿いに家があった。そのじいさん、3男で自分で何とかしないといけなかったことから、大工を始めたらしいんだけど、腕も確かで多い時で20人ばかりが家を出入りして、10人くらい若い人たちが住み込みで修行していたらしい。今でも何件か残っているところがあるらしいんだけど、まぁ、器用な人だったようだ。
一方、その奥さん、エイばあさんも面倒見のいい人だったらしいけど、商売人の奥さんだし、大人数の面倒も見ていたくらいだから、人を見る目が厳しかったらしい。
一方、政江ばあさん方は、ばあちゃんのお母さんは早くに亡くなって、静江さん(長女)がお母さん役として家族全員の面倒を見ていた。静江おばさんのことを、しずえおっかん、略してしおっかんと呼んでいた。この人は、結局、結婚することなく、一生家族の面倒を見続けることとなる。ここのじいさん(政江ばあちゃんのお父さん)が、三多(さんた)じいさんという人で、さんたさん、さんたさんと呼ばれていたらしい。ここのじいさんも面倒見がいい人だったのだとか。
つらつらと書いてみたが、これは小川家の一部でしかないので、これから先、付け足していきたいなぁと思う。

2011年3月24日木曜日

福島原発事故について

今朝、うちのボスから回ってきたメール。

(ここから)
大学人として今回の福島原発騒ぎに踊らされたり
風評を広めるような行動をしないように。
図1は、福島市の環境放射能濃度の変化を福島県の
ホームページからとったものです。半減期8日よりも
速いスピードで減衰していることがわかります。
福島市が特別高いのは風向きのせいですが、ヨウ素
131の半減期よりも速く減衰してみえるのは雨による
ウォッシュアウトのせいでしょう。
ここから読み取るべきは、今回の放射能汚染の主役は
ヨウ素131であること、最後の爆発以来、原発からは
放射能はほとんど外に出てきていないこと、このまま
トラブルが無ければ、あと数週間で今回の馬鹿騒ぎは
何だったのかと笑えるようになることの3点プラス
在京のメディアが社会不安をあおり、自分達の飯の
種を自分達で作り出そうとしていることに乗せられ
てはいけないということです。
図2は工学研究科の北村先生のデータのようですが
(ネットから拾いました)、環境中のセシウムの濃度の
経年変化です。今、一過性に多少セシウムが降り注い
でも、それは未曾有の出来ことでもなんでもありません。
縦軸は対数であることに注意。
チェルノブイリの事故の時は全世界に結構な量の
セシウムが降り注ぎました(ヨウ素は減衰して届かない)。
でも日本では特に何事もなかったのはご存知の通り。

Hi all,
Fig.1 indicates level of radioactivity at the Fukushima city hall, where
radioactivity has been relatively high compared with other areas because of
direction of the wind. You will find decay of radioactivity is shorter than
8 days. This means that majority of radioactivity is I131, and no additional
radioactivity comes from Fukushima after the last explosion. We can expect
that no more explosions make everything OK within a month.
Fig.2 is a graph showing concentration of radioactive cesium in the air of
Japan. During 60', 70' and 80', you will find how high radioactivity is in
the air. The cesium came from nuclear tests by several countries.
Interestingly, you will find a year for the accident by Chernobyl Nuclear
Power Plant. Of course the accident at Fukushima is extremely severe, but
the danger caused by radioactive agents ia so small (I must say almost
nothing).

2011年1月11日火曜日

研究助成金などなど

自分自身、研究助成金や海外研究渡航補助などが必要なので、
ここにまとめてみようと思う。

1.内藤記念科学振興財団
i)科学奨励金(研究助成)
締め切り:2010年6月1日
採用件数:80件
助成額:300万円
ii)海外学者招へい助成金
締め切り:2010年6月1日(1~6月招へい)、2010年10月1日(7~12月招へい)
採用件数:各10件以内
助成額:20~80万円
iii)海外研究留学助成金
申請者資格:博士号を持つか、出発日までに取得見込みの研究者、34歳以下、相手方の承諾書
締め切り:2010年10月1日
採用件数:15件
助成額:100万円
iv)若手研究者海外派遣助成金
申請者資格:日本の大学、研究施設に籍を持つ研究者(大学院生を含む)、40歳以下、国際学会やシンポジウムで口頭発表するもの。
締め切り:年4回
助成額:10~40万円

2.三菱財団自然科学研究助成
応募資格:個人研究を対象、代表者は国内に居住。
助成額:2千万円以内(採択者は5~6百万円くらい)
採用件数:40件程度
助成金使途:設備費、消耗品費、旅費、謝金。
助成期間:1年間
応募期間:平成23年1月5日(水)~2月2日

3.理工学振興会
i)研究助成/教育助成
応募資格:30歳以下の研究者
研究機関:平成23年4月~平成24年3月
助成額:20万円
採用件数:30件程度
応募締切:平成22年9月1日
決定時期:平成22年12月中旬

ii)教育研究助成
募集資格:高等学校および高専の教員を対象、理科教育、理工学教育に関する優れた研究
助成額:20万円

4.中島記念国際交流財団(平成24年度分は7月上旬に更新)
i)海外留学
採用予定:約10名
助成内容:奨学金(月20万円)、渡航費(往復)、支度金(20万円)、授業料(年間300万円以内)

ii)研究助成
助成額:500万円以内
応募年齢:37歳以下
受付機関:平成22年9月10~10月8日

5.村田海外留学奨学金
募集資格:37歳以下の准教授、講師、助教、助手、ポスドク、大学院(後期課程)の方
助成額:学費、生活費、往復旅費
期間:1年間
受付開始:平成22年7月1日
受付締め切り:平成22年9月3日
留学希望国語学試験あり

6.Canon Foundation in Europe
募集資格:ヨーロッパの研究施設での研究
助成額:
期間:3カ月から1年
締め切り:11月30日

7.ブレインサイエンス振興財団
募集資格:短期間の共同研究のための海外派遣
助成額:最大30万円
締め切り平成23年1月14日

8.IBRO Research Fellowships
締切:2011年3月1日
助成額:33,000ユーロ
必要書類:受入先責任者の研究承認書、現在の指導教官の推薦状、帰国後のポジション

9.立石科学技術振興財団 国際交流助成
助成対象:国内研究者の海外派遣
助成額:12~25万円まで
応募資格:学位取得に近い方
応募期間:平成22年10月1日~12月31日

2010年10月22日金曜日

安定感

先日、ラボの友人と話していた時に出てきた話題。
どうやれば、科学者は安定的な生活をできるようになるのか?

答え「テニュアトラックを獲得する」

に尽きると思う。
しかし、これがまた困ったことに、世の中にそんなにこの職位は多いわけではなく、
少ない席を大勢で争わなくてはならないという、凄い争奪戦が待っている。
しかも、相手は国内のみならず、世界中を相手にする必要があるから、またこれは厄介。
逆にいえばどの国でもチャンスがあるっていうことの表れでもある。
そういう意味では、科学って平等だなぁと思う。
本当の意味で平等に戦うことは非常に大変だと思うのだが・・・。

自分がこの先、どのような人生を送るのか、
5年先、10年先、自分がどうなっていたいのか、
しっかり見据えてベストを尽くす。
それくらいしか、今は答えが見つからない。

2010年10月18日月曜日

研究助成

今、先生方は科研費(国からいただける研究費)の申請書類に大忙しだと思う。
僕も同様に、忙しくなってきた。
というのも、自分の給料を払ってくれる研究助成を探さなくてはならんとです。
日本でもいいし、他の国でもかまわないので、とにかく若手研究者の生活を支えてくれる
研究助成、もしくは研究費を探しております。

しかし、ちょっと時期がずれてしまった関係で、日本国内のほとんどの研究助成の
申請締め切りが終わっているものが多く、ど~しよっかって感じです。

とにもかくにも、自立できるように頑張らなくてはと感じた今日この頃です・・・遅いか!?

2010年10月14日木曜日

日進月歩

論文を書き始めているのだけれど、作文力の弱い僕はたくさんの論文を読んで、よさげな表現を集めている。
それと同時に、多くの参考文献にあたるので、それを探して読んでみては、
こんなこともされていたのか・・・と驚愕の事実を知ったり、焦ったりする。
世の中の技術進歩のめまぐるしさときたら、すごいものがあるなぁと痛感させられる。

しかし、こんなめまぐるしさというのは、いつまで続くんだろうか・・・
今後はもっとシステマティックになって、簡素化され、もっと早いサイクルでいろんなことが
発表、発見されたりするのだろうか・・・

人間の脳が進化して技術のスピードについていくのか、それともある程度のところで折り合いをつけてルールを作るのか・・・。しばらくは前者の方が優勢であるような気がする。